最初はハルカだ!!

「こんにちは、こんな奇妙なサイトに拍手ありがとうございます。結局、このサイトはダイハルらしいんですが、私、別にダイゴさんのことスキとかそういうことないですから、ホント。大体、このヒトって結局何なんですか?ユウキくんのストーカー?ストーンゲッターとかって、ホント、怪しさ満載じゃないですか。なんでそんなヒトと私が恋愛なんてしなくちゃならないんです」
「え、ちょ、ハルカちゃん。そんな、サイトの存在定義を根底から覆すような発言止めようよ」
「その割りに顔笑ってますよ、ダイゴさん」
「いや、だってさ」
「なんですか」
「ハルカちゃん、キミ、「結局…」って、それ、僕の口癖うつってる」
「……結局、」
「結局、僕らはお互い愛し合っているんだよね」
「ホント、止めて下さい。そういうの」

次はミクリんだ!!


「拍手ありがとうございます。ルネのミクリです。ですが、なぜ私がこの場にいるのでしょう?正直、出番が少ない気がするのですが……全国の淑女諸君には申し訳ない。折角この私の美しい、美しい、美しさがこのサイトでは殆ど披露することができず…あるのはあのバ…石マニ……ダイゴの奇妙な行動のりん変ばかり……しかし、案ずる事はありません。悪はいずれ倒されるものです。いつかハルカくんも目が覚めてさっさとあのバカ(今度は言い切った)を綺麗さっぱり切り捨てて、ホウエンに平和がやってくる事でしょう。そうしたら、今度は私の優雅な水のイリュージョンをご存分に御見せしますよ」
「酷いなぁ、ミクリ。僕ら一応シンユウだと思ってたのにぃ」
「シンユウでも腐れ縁にルビ降ったものになりますね」
「あははー」
「それはそうと、ダイゴ、アナタはいい加減ハルカくんを巻き込むのを止めてあげなさい。本気で好きでもないくせに」
「それも酷いねぇ、ミクリ。僕はハルカちゃんのこと本気で好きなのに」
「ハルカくんにアナタを押し付ければ綺麗さっぱりホウエンどころか世界は平和になるでしょうが、生憎私はフェミニストですから、世界の平和よりも一人の女性の不幸は見過ごせません」
「僕からハルカちゃん取ったら、僕何をするかわからないよ?」
「そういう怖い事を平気でいうアナタの、好きを一般的な恋愛の「好き」とは言わないのですよ、ダイゴ」
「ミクリは本当に、僕のことをよく解ってるよねぇ。ナギと結婚するときは真っ先に僕に知らせてよ?心の底からお祝いの言葉を言いたいからさ」
「どうせその席で、昔ナギが自分にラブレターを渡したとかそういう、しゃれにもならない過去を引っ張りだしてくれるんでしょう、アナタは」
「あははー」

 


次はユウキだ!!

「拍手ありがとうございます。ポケモントレーナーのユウキです。さてここで、皆さんにお願いがあります。あの悪の大王、世界中の変態を集めて形にしたようなあの男をどうすれば俺が手を汚さずに、ハルカが悲しまずに葬れるかどうか考えてください。俺としては一応第一候補が、マグマ団の連中そそのかしてけしかける、第二希望がダイゴが寝てる間にダイゴの家の前でバトルして事故を装い破壊光線。なんですけど、マグマ団は返り討ちにされる可能性が高いし、俺のポケモンで破壊光線使えるヤツいないんで困ってます。大体、なんでダイゴなんだ。ハルカは普通にかわいいし、嫁に来ても…寧ろ、来い。なくらい良い根性してんのに……最初に会ったのは俺の方が先だったのに、なんでダイゴなんだ」
「それは、結局僕が一番強くてすごいからだよ」
「うわ、出やがった」
「そんな…ヒトをゴキブリか何かみたいに言わないでくれないかなぁ」
「それじゃあゴキブリに失礼ですよ」
「表面上の敬語はすごく寒々しいねぇ」
「俺はどんな変態でも一応歳さえ食ってれば敬意を払いますよ」
「ユウキくん慇懃無礼って言葉知ってる」
「俺がダイゴさんに対して常に心がけている態度でよね」
「僕はハルカちゃんと同じくらいキミのこと、好きなんだけどなぁ」
「それって、どういう意味ですか?ハルカが俺を好きなくらいは好きってことですか、それともアナタがハルカを好きなくらい、俺のことを好きってことですか、どっちにしても近づかないでくださいこの変態」
「変態変態って、僕は別に変態じゃないけど」
「変質者でしたか、すいません」
「まだ犯罪は犯してないと思うんだけどなぁ。別に、ハルカちゃん追っかけまわしてないし」
「ハルカと一緒にいる俺の前に毎回現れてること事態、間接的なストーカー行為ですよ。っていうか、本当にアンタ、毎度毎度俺を隠れ蓑にするの止めてくれませんか」
「あははー。気付いてたんだ、意外にちゃんと頭働いてるんだねぇ」
「いっぺん殴らせてくれませんか」

 

 

次はヒョウタだ!!

「拍手ありがとう!キミたちと出会えたことを僕は幸せに思うよ」
「ヒョウタくんって、本当に、一期一会を大切にするんだね」
「できればずぅっと一緒にいたいけれど、ヒトにはヒトの世界がある。だからせめて一緒にいられる時間を、僕は大切にしたいんだ」
「それって、ゲンさんのこと?」
「ダイゴくんはそうやって、時々酷い事を平気で言うけど、そうやって、傷ついた人が自分を傷つけれてくれればいいとか、そういうことを思っている限りは、僕はダイゴくんには何も言わないよ」
「ははっ、さすがヒョウタくんだね」
「この前そうやって、同じ手段でデンジをからかっただろう」
「彼はハルカちゃんと少し似てるところがあるからねぇ、とてもかわいいじゃないか」
「それが原因でアイツ、停電とかさせるんだから、被害の出る趣味は止めてくれ。からかうならシロナさんにすればいいだろ。彼女はダイゴくんと似てるんだから、きっと喜んでSMでもしてくれるよ」
「僕はデンジとか、少しだけハルカちゃんに似てるところがある人をハルカちゃんの変わりにして平気だけど、シロナはダメだよ」
「その基準が僕にはわからないね」
「だって、そうしたら、ゲンさんのリオルのようになってしまうじゃないか」
「ダイゴくん、いい加減僕のこと怒らせたいなら喜んで、ズガイドスで相手になるよ」
「そうだねぇ、いい加減ヒトをおちょくるのにも飽きてきたから、久しぶりにポケモンバトルをするのもいいかもしれないね。言っておくけど、僕は一番凄くて強いんだよ」
「そんなのは知ってるけど、僕が負ける理由になるかい?」

 


そんな感じでした!