※定番と言えば定番過ぎる「他家サリュー嬢」が登場します。
一応注意書き。 ドレーク海賊団副官の“魔剣”レルヴェ・サリュー嬢は七海様のドレーク夢主様でして、このサイトではmain、longでよくご登場してます。当然親御様に「書いていいよ」と許可は貰ってますよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






船上からシャボンディを眺め、黒電伝虫の受信した通信を聞きドレークは顔をしかめた。海軍本部総戦力と白ひげ海賊団の戦い。七武海や、それに誰もが予想しなかった、インペルダウンの囚人を引き連れた「黒ひげ」のその存在。

一つの時代が確かに終わり、そしてさらに、激動の時代へと世界が投げ込まれることは明らかだった。正義は、海軍の掲げる「正義」は、いつまでも形を変えずに続けられるのか。

「海軍も、変わざるえない」

ドレークは脳裏に、かつて己のいた、あの白いブランコのある、あの景色を思い出す。あの場所は崩れただろうか。は、怪我をしていないだろうか。そのことを、ほんの少しだけ考えた。いや、そうではないのに。今考えるべきは、今後のことだ。確実に、確実に、時代が走り始める。白ひげという先時代の一つの象徴、大海賊、あの男の守ってきた多くのものが海軍の「正義」によってどうなるのか、それを、目の当たりにした海軍本部は、また、荒れる各地をどう収めるのか。

一度目を伏せ、未だ揺れにより発生した大波の続く海面に顔を向ける。

それにしても、黒ひげの目的は、世界の支配とそれだけなのだろうか。力のあるもの、粗野で自信家な海賊にありがちと言えばありがちな「目的」である。世界を支配し、自由奔放に生きるために、インペルダウンから囚人を引き連れ、そして、この戦争にてその姿を現したのだろうか。

だがドレークは、白ひげの能力を奪ったあの男のもたらした「地震」に恐怖は覚えなかった。白ひげ、あの堂々とした、そして花も実もある大海賊の振動は、確かな恐怖があった。遠く離れた地にいてなお、ドレークは白ひげの能力、勢いを感じた。だが、黒ひげはどうだ。あの男の地震は、いや、確かに白ひげと同じものだった。だが、恐ろしさはなかった。世界を滅ぼしかねないとさえいわれた、白ひげのあの、圧倒的なものが、まるで感じられなかった。たとえ感じていても、それは「白ひげの力」を刻まれたものが恐怖を思い出している、に過ぎず、あの、黒ひげの震動自体への恐怖は、ないようにドレークは思えるのだ。

格の差というものがあるのなら、その「恐怖」がまさにそうだろう。そうドレークは判断し、ならばあの男が、黒ひげが、いかに力を付けようと今の時点では、はたして世界を揺るがすほどの脅威となりえるのか、圧倒的な力であるのか。

海兵時代、ドレークは圧倒的な、いっそ理不尽とさえいえる力の数々を見てきた。それらの力は、黒ひげに劣りはしない。それなら、黒ひげが「最強」という、どうしようもない場所にいて、だからこそあの男によって世界が荒れる、という可能性は低いように、ドレークには思えた。

それなら、どのような状況になるか。

(白ひげという、圧倒的な強者を失い「次」を声高に叫ぶ者たちが、たがいの力を誇示し合う。これからの、新世界はそういう場所になる)

己を含め億超えのルーキーと呼ばれる海賊らが、「次」にと時代に押され、そして白ひげ海賊団の隊長らが、たがいの力をぶつけ合い、収めようとする力、荒らそうとする力が激しさを増すのだろう。

「ドレーク船長」

はっと、ドレークは顔を上げた。静かな、耳に心地よい声に思考から我に返る。

「サリュー」
「船を出しますか」

シャボンディで黄猿とドレークたちがまみえたのは、まだ一カ月もあかぬ、つい先日のこと。ドレークは腕を布で吊りその負傷のあとの生々しい、己の副官を見下ろし顔を顰めた。億超えと言われた己や海鳴り、魔術師、怪僧でさえ黄猿には手も足も出なかった。それであるのに、己にとどめを刺そうとする黄猿の注意を逸らそうと彼女は黄猿に挑み、その腕を光で貫かれた。光線は彼女の白い腕に確実な痕を残すのだろう。それを思い、ドレークは顔を顰める。

もし、己が海軍を辞さず、あの戦争に参加する戦力の一人であったら、彼女も、やはり同じように、剣を振るっただろう。そして、そのあと、彼女は無事でいられただろうか。ドレークは、サリューを見くびっているわけではない。その強さを認め、信じてはいる。だが、あれほどの、強者であっても命を落とす、何が命の有無を左右するかわらぬ戦いに、彼女がいたら、どうなっただろう。そして、これから己らが足を踏み入れる「新世界」は、これまでとはまるで次元の違う世界になる。この戦争の結果が、ただでさえ酷い海を、一層荒らすに違いない。

「サリュー、」
「わたしは、どこまでもドレーク船長、あなたにお伴します」

何か言おうと口を開いた途端、サリューは言葉を遮った。普段の礼儀正しい彼女にはらしからぬ無作法。その上、聊か強い口調。ドレークが思わず目を見開けば、サリューはその琥珀の瞳を細め、静かに口の端をほんの少しだけ、釣り上げる。

「でなければ、が突然来たときにお困りでしょう?」

っぷ、と船内に小さな笑いが響いた。

先ほどまでの緊迫した雰囲気が一瞬で和む。海軍本部で大量の死者が出たことに間違いはなく、この船の船員はみな、元海兵だった。かつて己らが「仲間」と思った彼らは無事であるのか、あるいは、己らがかつて歩いた街並みは、どのようになっているのか、考えずにはいられない。覚悟を決めてこの船に乗ったとはいえ、過去をそこまで切り捨てられるわけではない。

盗聴用の黒電伝虫の情報に耳を欹てていたのもその理由がわずかにある、という、誰も口には出さぬが、しかし、この戦争による被害を思っていた。そして、この後荒れる新世界へ己らが飛び込むのだということを考えて構え、強張る心が、サリューの一言であっさりと、柔らかさに包まれた。

「そりゃ、そうですね。船長、この怪我した状況で魔女が来たら逃げられませんよ」
「そうそう。サリューさんに怪我させたなんてバレたら、確実にデッキブラシで殴打されますね」
「あー、よくて回し蹴りのあと留めに背骨に一撃、ですかね」

普段軽口を叩くようなサリューではない。船員への、彼女なりの気遣いである。それが船員たちの間にすぐに伝わり、便乗するように口々に、ドレークにとってはロクでもない未来予想をしてくる。

(口に出して本当になったらどうするんだ!というかお前ら他人事だと思ってのんきな!!!)

と、ドレークは突っ込みたかったが、その突っ込みすら声に出して次の瞬間「事実皆は他人事だしー」とが突然現れそうな気がして、声に出せない。

ふるふる、と肩を震わせながら、いい具合に胃が痛んできた。

胃薬の持ち合わせはあったろうか、とドレークはポケットに手を回し、普段の条件反射のように、閉まっていた懐中時計を手に取った。金に林檎の細工がされている古めかしい懐中時計を開き、目を見開く。

「ドレーク船長?」

異変に素早く気付いたサリューが名を呼ぶが、ドレークは返事をする余裕もない。

その懐中時計は針が四本あった。秒針、分針、短針の三種類が通常必要な時計の針だが、ドレークの所持する、アンティーク時計にはもう一本、金の最も長い針がある。しかしこれまでその針は一度も動いたことがなく、常に数字の「10」の所で停止していた。

その金の針が、今秒針と同じ速度で、カチカチと何かの時を刻み始めていた。



 

 


その頃懐中時計が

 

 




慣れた船の上、樽に腰掛けてカードを並べその表を眺めながらバジル・ホーキンスは首を傾げた。何度占っても、件の麦藁ルフィの生存率がゼロにならぬ。あの状況、あの戦力の差にあって、この結果はどういう意味を持つのか。

「それに、お前の話もよくわからない」

カードから顔を上げぬまま、ホーキンスはこの船の上で唯一己の「仲間」ではない部外者に問う。当然のように、その男はこの船に乗っていた。いつからかはホーキンスは覚えていない。シャボンディに来た時はいなかったし、黄猿の登場の際にもいなかった。戦争がはじまり、シャボンディでその様子を観戦していた時にも、やはりいなかったように思えるのにこうして荒れるシャボンディ諸島から離れて海上に出てきて、その男の存在がはっきりとわかった。

船員たちはホーキンスが警戒せぬもので、またあっさりとその男が「いて当然」という態度であるので、武器を取るべきかどうか判断に困っていた。

ホーキンスは再度、男がその存在を己らに誇示した時に告げられた言葉を思い出してみる。

「……あんたの傍にいる、猫を…譲ってほしいと、そう言った…」

ぼそぼそっとした声が、ホーキンスの頭上からかかる。自分も背は高いが、この男も随分と背が高い。声は腹に力を入れられずに出されているのか、か細い。ぼそっと、囁くような、聞こえずらい声だ。顔を上げれば、褐色の肌に、濃い黒髪が目に入る。完全な黒ではなくて、光にすければ青みかかっているのがわかった。長く伸ばされた髪はゆるやかなウェーブがかかっていたが、その長身の男はその髪を首の後ろで一つに無造作にまとめている。黒淵眼鏡の奥から覗く瞳の赤々しさにだけはホーキンスは興味を持った。まるで魔女の目のように赤い眼だ。その目がホーキンスを真っ直ぐには見詰めず、つぃっと、気弱げに逸らされている。

「譲るような猫はいない」

猫、と言えば自分の斜め後ろに大きな猫がいなくはないが、この男の求めはそうでなないだろう。(というか、これは猫だったのか被りものだったのか、時々ホーキンスは素で忘れそうになる。どちらでも自分のクルーに変わりはないのだから構わないと言えば構わないのだが)一言で答えれば、男はまたぼそぼそっと、何かを言う。今度は聞き取れなかった。聞き返そうとしたが、その前に相手がぐっと、口元をへの字に結ぶ。大柄な男だというのに、仕草は少年か何かのようだ。見かけと中身が合わぬ生き物をホーキンスはよく見知っている。脳裏に最初に浮かんだのは赤い髪の、己の半分もない小さな女性だった。彼女と、この男は、そう言えば少しだけ、雰囲気が似ている気がする。

「いる……知ってる、んだ。あんたは、リリスの…シュレディンガーを…飼ってる」

ぼそぼそっと、大男は小さな声で、気難しい声を出す。自分も大きな声とは言い難いが、こうも聞き取りにくい声は初めてだ。だが出された名に袖に隠れた小指をわずかに動かした。

「名乗りもしない男に、答える気はない」
「魔術師相手に名乗るほど……おれは、バカじゃ…ない」
「そうか。なら、他をあたってくれ」

不意に、仲間に名を呼ばれた。「ホーキンス船長!!」よく仲間は焦った声を出す。今日もそのうちで、ホーキンスは自分の額に付きつけられたライフルの銃口の感触をじっくりと感じながら、手元のカードを1枚引いた。見ずとも感触でわかる。

今日、自分は死ぬ日ではない。

「……魔術師…手荒な、まねはしたく、ない。……葛篭と、猫を渡してくれれば…それでいい」

弱弱しげな声音とは対照的に、銃口真っ直ぐに何のブレもなく付きつけられている。ぐっと押しつける腕の強さもはっきりとしていた。ホーキンスは男の赤い目を見つめ返す。

「あれが何なのか知っているのなら渡すことはできないし。知らないのなら必要のないものだ」
「……知ってる男なら、尚更引き渡してほしい、知らないなら、持っている意味がない…」

男が何の話をしているのか、これで確信が持てた。ホーキンスは北の海の、己の育った場所から持ってきた大きな葛篭と、それにいつのまにか付いてきていた真っ白い猫を脳裏に浮かべる。海賊団がいつのまにかできて、そしていつのまにか自分が「船長」「魔術師」と呼ばれるように、なったように、いつのまにかホーキンスはその二つを持っていた。時折会った魔女は、その二つについて何も言わないでいたが、しかし、まるで無関係という顔もしなかった。

ホーキンスはいつだったか、がその膝に真っ白い猫を乗せて「この子の名前、ぼくは知っているよ」とそう言っていたことを思い出す。そして葛篭は、彼女が収まるにちょうどいい大きさだと、いつも思っていたことも、思いだした。猫は猫であるし、葛篭はただの空の葛篭だった。しかし、この男はその二つを寄こせという。言葉ぶりから「目的」があり、それが明確であるように取れる。相変わらず銃口を突き付けられたまま、ホーキンスは再度カードを切った。

やはり、今日己は死ぬ日ではない。しかし、相手のこの男にも死相は見えていない。お互いじぃっと瞳を見詰め合い、逸らしたのは黒髪の男の方だった。

「……あの葛篭にいれるべき中身を、あんたはきっと、見つけられない」
「そうでもない」
「葛篭は棺、棺の中身は」

ホーキンスは一つの地名を口に出した。途端、男の顔に驚きが広がる。これまでどこかぼんやりとした眠たそうな顔をしていた男の素直な表情。目を細め、ホーキンスはカードを1枚、ひっくり返す。

「お前に渡す気はない。諦めてくれ」



++



負傷者の数や破損した建物の被害状況、必要な人員の見込みなど、自身も傷の手当てをしながらセンゴクはブランニューの報告に耳を傾けていた。戦争が終了してまだ数十分しかたたぬが、すでに白ひげ海賊団ら海賊たちの姿はあとかたもない。監視船、追尾の船を出そうかという中将らの提案をセンゴクは悉く却下し、まずはこの戦争の被害を振り返ることを優先した。

「マゼランは無事なのか…?」

黒ひげティーチが七武海の地位を利用してまで近づいた場所。麦わらのルフィが侵入したことにより数々の囚人たちを脱獄させてしまったあの場所で、マゼランがいながら一体何が起きたのか。あの闇の能力を手に入れたティーチが向かったのなら、また、悪名高い囚人たちがあぁもティーチに従って出てきたというのなら、この戦争でのマリンフォードとは違った地獄があったのではないだろうか。

「っは。現在マゼラン署長は酷いやられようで、虫の息とのことですが…現在医療班が集中治療を行っております」
「レベル6の状況は?」
「……まさに惨状と。黒ひげティーチは、インペルダウンのレベル6の囚人たちを殺し合わせたようです。フロア内は血の海、しかし、死体のない囚人も数人いるとのことです」

誰ひとりを取っても「最悪の」がつくような犯罪者たちを「出たければ殺し合え」と闘わせたのか?そして生き残った数人だけを「戦力」にした。しかし、無事に生き残ったのがあの四人であったとしても、まだ意識があった者が何人かいたということか。そして、その数人が脱獄した。

センゴクは額を押さえた。

「一人でもどこかの国に流れれば国の危機となる…!至急手配書を照らし合わせてばらまけ…!」

幸いそう数はおらぬはず。死体と照合すれば誰が逃亡したのかはすぐにわかるだろう。センゴクは自身が元帥に就任したころからインペルダウン6にいた囚人、あるいはその以降にレベル6に放り込まれた囚人たちを思い浮かべ、顔を顰める。

「しかし……それが、その」
「…?どうした」

一刻を争う事態であるというのに立ち去らぬブランニューにセンゴクは訝る。敬礼の体制を取ったまま、ブランニューが言い辛そうに眉間に皺を寄せた。

「世界政府より…この事件は、包み隠せと…!これ以上は、政府の信用にかかわりますので……」

ぐっと、センゴクは掌を握りしめる。

(それは、一体何だというのか)

政府はレベル6に閉じ込められた囚人たちがどれほどの「危険度」をはらんでいるのか知らぬわけではあるまい。その危険度は「政府」が定めた基準によるものではないか。己らで「危険だ」と判断したその、犯罪者たちが、己らが「守るべき」対象の世界へ再び舞い戻ったのだ。

それであるのに。

「…ふざけるな…!!!!」

唇を噛み締めセンゴクは怒鳴った。ビリビリと周囲の空気が震える。ブランニューは委縮しきったが、しかし、政府からの返答がそれで変わるわけではない。一瞬脳裏に、センゴクはを思い出した。あの魔女は何をしようと誰もとがめられることのない悪意。あの魔女は「ノリ?」と一言告げて勝手に囚人を捕えることもできる。

だが、センゴクはクザンより魔女の喪失の報告を受けていた。

(もはや、その手は使えない)

これまでセンゴクは、海軍の正義では行えぬ所業を時折、の「気まぐれ」に処理させてきた。目を細めて口の端を釣り上げ、は「気に入らぬから」という理由であっさりと、世界の常識や道理をわきまえぬ行いをしてきた。そのたびに赤犬に酷い折檻を受けることになってはいたが、とセンゴクの間には、そういう、奇妙な協力関係があったのだ。何か都合の悪いことはがすればいい。その代わりに、は水の都の安全を保障させた。たがいに利がありつつ、しかし、センゴクは、を嫌悪していた。どこまでもどこまでも、世に悪意しかばらまかぬ心のない魔女。だが、このような状況にあっては、のように何にも属さぬ、善悪の基準のない理不尽な力、が必要だったのだ。

怒鳴り、以降は押し黙るセンゴクをブランニューが、恐る恐るというように伺いつつ、再度口を開く。

「マゼラン署長は…真面目な男です…。随分と責任を口にしていて…体が動けば戻れば自決しかねん精神状態だと…」
「そんなくだらんマネは絶対にさせるな!!」

再度顔を上げ、センゴクは怒鳴る。マゼラン、あの男のことならセンゴクもよく知っている。己の毒が周囲に影響を与えることをどこまでも疎み、そして籠るようになったと、そう印象受けた。だがあの場所を守るという責任感とその決意は歴代のどの署長よりも強く、そのために振るう拳の重さも、センゴクは認めていた。

この荒れる時代に、マゼランほどの男を「責任を取って」失う、など、これほどばかげたことはない。

「……それと、もうひとつ、うわごとで繰り返している言葉があるのですが」
「シリュウのことか?」

黒ひげ海賊団には、インペルダウンの元看守長雨のシリュウの姿があった。かつてはインペルダウンをマゼランと共に守ったというあの男の造反。センゴクでさえ驚かされたのだ。直接その裏切りを目の当たりにされたマゼランの心境はどれほどのものか。問えばブランニューは眉を潜め、首を振る。

「いえ、シリュウ看守長については何も…ただ、うわごとで「棺」がどうのと、そう繰り返しているようなのですが…」
「棺?」

インペルダウンに棺桶の類は存在しない。囚人たちの死体は海に流されるのが常であるし、職員たちの死体も一度本部に引き取られてから水葬にされるものだ。

しかし、マゼランは必死に棺の所在を確認するのだという。

「……しまった……!!」

ばっと、センゴクは立ち上がる。困惑するブランニューを振り返り、素早く命じた。

「至急枢機顧問のアーサー・ヴァスカヴィル卿と連絡を取れ!今すぐにだ!」



 


Fin






やっとインペルダウンの棺ネタが回収できそうです。

(2010/08/03 00:20)